保育園を転園する子どもの心のケア|新しい環境に馴染むための親の関わり方
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転園は子どもにとって大きな変化
保育園の転園は、大人にとっては「園が変わる」というシンプルな出来事に思えるかもしれません。しかし、子どもにとっては、毎日過ごしていた場所、慣れ親しんだ先生、一緒に遊んでいた友だちとの別れを意味します。新しい環境への期待がある一方で、不安や戸惑いを感じる子どもは少なくありません。
この記事では、転園する子どもの心のケアと、新しい環境にスムーズに馴染むために保護者ができる関わり方についてお伝えします。

転園後に見られる子どもの反応
転園直後は、子どもにさまざまな変化が見られることがあります。代表的なものをいくつか紹介します。
登園を嫌がる
新しい園に慣れるまでの間、朝の登園を嫌がることがあります。「前の園に戻りたい」「行きたくない」と泣くことも珍しくありません。これは環境の変化に対する自然な反応であり、多くの場合は時間とともに落ち着いていきます。
家で甘えが増える
新しい環境で緊張して過ごしている分、家に帰ると甘えが強くなることがあります。赤ちゃん返りのような行動が見られることもあります。これは園で頑張っている証拠でもあるので、家では十分に甘えさせてあげましょう。
食欲や睡眠の変化
環境の変化がストレスになり、食欲が落ちたり、夜泣きが増えたりすることがあります。一時的なものであることが多いですが、長く続く場合は園の先生に相談してみてください。
新しい園に馴染むための保護者の関わり方
子どもの気持ちを受け止める
「前の園が良かった」「新しい先生が怖い」といった言葉が出てきたときは、まず気持ちを受け止めることが大切です。「そうだよね、寂しいよね」「新しいところは緊張するよね」と共感してあげましょう。否定したり、「すぐ慣れるよ」と励ましすぎたりすると、子どもは自分の気持ちを表現しにくくなることがあります。
新しい園の良いところを一緒に見つける
「今日はどんな遊びをしたの?」「お友だちの名前、教えて?」と、新しい園での出来事を聞いてみましょう。子どもが新しい園での楽しい体験を言葉にすることで、ポジティブな気持ちが少しずつ育っていきます。無理に聞き出す必要はなく、お迎えの帰り道などリラックスした場面で自然に話を聞くのがおすすめです。
家庭での安心できる時間を大切にする
転園直後は、家庭での安定した生活リズムがいつも以上に大切になります。いつもと同じ時間に起きて、同じようにごはんを食べて、同じ時間に寝る。こうした日常の安定感が、子どもの心の安定につながります。寝る前の絵本の時間やスキンシップの時間を意識的に増やすのも効果的です。

園との連携を大切に
転園後は、園の先生との情報共有を積極的に行いましょう。お子さんの性格や好きな遊び、前の園での様子などを伝えておくと、先生も対応しやすくなります。また、園での様子を聞くことで、家では見えない子どもの姿を知ることができます。
慣らし保育の期間がある園も多いので、その間にお子さんのペースに合わせて少しずつ園に慣れていけるようにしましょう。焦らず、子どものペースを尊重することが何より大切です。
転園を前向きな経験にするために
転園は子どもにとって大きな変化ですが、新しい環境で新しい友だちや先生と出会い、新しい経験を重ねることは、子どもの適応力や社会性を育てる機会にもなります。保護者が不安な顔をしていると、子どもは敏感にそれを感じ取ります。親自身が新しい環境を前向きに捉える姿勢を見せることも、子どもにとっては大きな安心材料になります。
あゆみの森こども園では、島外から転園してくるお子さんも受け入れています。屋久島の自然の中での保育に興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。
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