外遊びが嫌いな子供の心理と対処法|無理なく外に出るコツ

「外で遊びたくない」という子供の本音

外遊びを嫌がる子供に対して、「なぜ外で遊ばないの?」と問いかけても、明確な答えが返ってこないことがほとんどです。子供自身も、なぜ外に出たくないのか、言葉にできていないことが多いのです。

この記事では、外遊びを嫌がる子供の心理を理解し、無理なく外に出られるようになるためのアプローチをご紹介します。

自然物を手に取って観察するあゆみの森こども園の子どもの手元

外遊びを嫌がる子供の心理

不安や恐怖心

外の世界は、子供にとって未知の刺激であふれています。虫が怖い、大きな音が苦手、知らない人がいると緊張するなど、外に対する不安や恐怖心を抱えている子供は少なくありません。

特に感覚が敏感な子供は、外の刺激が強すぎると感じることがあります。これは性格の問題ではなく、その子の特性として理解することが大切です。

成功体験の不足

外遊びで楽しかった経験が少ないと、「外に出ても楽しくない」という認識が固定化されてしまいます。逆に、一度でも「外って楽しい!」と感じる体験があると、外遊びへの意欲が高まります。

体力への自信のなさ

走るのが遅い、すぐ疲れるなど、体力面で自信がない子供は、外遊びを避ける傾向があります。他の子と比べられることへの不安も、外遊びを嫌がる原因になることがあります。

あゆみの森こども園で泥遊びを楽しむ子どもの足元と手元のクローズアップ

無理なく外に出るためのアプローチ

子供のペースを尊重する

「外で遊びなさい」と強制するのは逆効果です。まずは玄関先で5分過ごすだけでも十分。子供が「もう少しいたい」と思えるようになるまで、焦らず待ちましょう。

興味のあることから始める

虫が好きな子供なら虫探し、石が好きなら石集めなど、その子の興味に合わせた外遊びを提案してみてください。好きなことなら、自然と外に出る動機になります。

一緒に外で過ごす

子供だけを外に出すのではなく、親も一緒に外で過ごすことが大切です。親が隣にいるだけで、子供は安心して外の世界を探索できます。

小さな成功体験を積み重ねる

「今日は10分外にいられたね」「この前より遠くまで歩けたね」など、小さな成長を認めて褒めることで、子供の自信につながります。

自然の中で変わる子供たち

あゆみの森こども園に通い始めた当初は、外遊びを嫌がっていた子供も、少しずつ変わっていきます。最初は保育者のそばから離れなかった子が、いつの間にか森の中を駆け回るようになる。そんな姿を、私たちは何度も見てきました。

大切なのは、子供のペースを尊重しながら、自然と触れ合う機会を用意すること。そして、子供が「やってみたい」と思った瞬間を見逃さないことです。

親も一緒に自然を楽しむ

子供に外遊びを楽しんでほしいなら、まず親自身が自然の中で過ごすことを楽しんでみてください。スマートフォンを置いて、風の音を聞いたり、空を見上げたりする時間を作ってみてはいかがでしょうか。

親が自然を楽しむ姿を見て、子供も「外って気持ちいいかも」と感じるようになります。


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