保育士の人間関係で悩んだ私が、転職で得たもの
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毎日が「戦場」だった
前の園での3年間、毎朝「今日は何を言われるだろう」と怯えながら出勤していました。先輩保育士からの冷たい視線、理由なく無視される日々、陰で悪口を言われていると気づいた時の絶望感。子どもたちと過ごす時間は好きでしたが、職員室に戻るのが怖くて仕方ありませんでした。
「私が悪いのかな」「もっと上手くやれば」と自分を責め続けました。でも、何をしても状況は変わらない。笑顔で挨拶しても無視される、質問しても「自分で考えて」と突き放される、ミスをすれば必要以上に責められる。そんな日々が続きました。どんどん自分に自信がなくなっていきました。
夜、布団に入っても眠れない。朝、目が覚めると涙が出る。食欲もなくなり、体重が5キロ落ちました。それでも「辞めたら負け」「ここで逃げたら、どこに行っても同じ」と思って、必死に耐えていました。今思えば、あの頃の私は、完全に壊れかけていました。誰にも相談できず、一人で抱え込んでいたのです。

転職を決意したきっかけ
ある日、子どもに「せんせい、最近笑ってないね」と言われました。その一言で、目が覚めました。私は、子どもたちに笑顔を見せられなくなっていた。大好きな子どもたちの前で、笑えなくなっていた。これは、もう限界だと思いました。
「環境を変えよう」と決めました。「逃げ」と言われるかもしれない、「根性がない」と思われるかもしれない。でも、このままでは私が壊れてしまう。そして、壊れた私は、子どもたちに何も与えられない。自分を守ることが、最終的には子どもたちのためにもなる。そう考え直しました。
転職活動は、最初は不安でいっぱいでした。「また同じような環境だったらどうしよう」「また人間関係で苦しむのではないか」「面接で何を聞かれるんだろう」。でも、動かなければ何も変わらない。そう思って、一歩を踏み出しました。求人サイトを見る、気になる園に問い合わせる、見学に行く。少しずつ動き始めました。
新しい環境で気づいたこと
「普通」の環境がこんなに楽だとは
転職先の園に来て、最初に驚いたのは「普通に話しかけてもらえる」ことでした。挨拶したら挨拶が返ってくる、質問したら丁寧に教えてもらえる、困っていたら声をかけてもらえる。前の園では当たり前じゃなかったことが、ここでは当たり前でした。
最初は「裏があるんじゃないか」と疑ってしまう自分がいました。優しくされると、「何か企んでいるのでは」と身構えてしまう。それだけ、前の環境で心が傷ついていたのだと思います。でも、少しずつ、この環境が「普通」なんだと理解できるようになりました。心の傷が癒えるまで、時間がかかりました。
笑顔が戻ってきた
気づけば、自然と笑えるようになっていました。子どもたちと遊ぶのが楽しい、仕事に行くのが苦じゃない、同僚と話すのが楽しい。「これが本来の保育士の仕事なんだ」と、改めて感じました。前の園では、笑顔を「作る」必要がありました。でも今は、自然と笑顔になれます。その違いは、とても大きかったです。日曜の夜が怖くなくなりました。

今、同じように悩んでいる人へ
人間関係で悩んでいるなら、伝えたいことがあります。「あなたは悪くない」ということ。そして、「環境を変える選択肢がある」ということです。
我慢し続けることが美徳ではありません。自分を守ることは、逃げではありません。良い環境で働くことは、あなたの権利です。世の中には、人間関係が良好な園がたくさんあります。今の環境が全てではないのです。私も、「どこに行っても同じ」と思っていましたが、違いました。
転職は勇気がいることです。でも、あの時一歩踏み出して、本当に良かったと思っています。今は毎日が楽しいです。子どもたちの前で、心から笑えています。あの頃の自分に言いたいです。「大丈夫、良い場所があるよ」と。
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あゆみの森こども園は、スタッフ同士の関係を大切にしています。お互いを尊重し、助け合える環境です。人間関係に悩んでいる方、一度見学に来てみませんか。職員寮完備で、島外からの移住も安心です。
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