自然保育で働く保育士の1日|森のようちえんでの働き方とやりがい

自然保育の現場で働くということ

「自然保育」という言葉を聞いて、どんなイメージを持ちますか?森の中を駆け回る子どもたち、川で水遊びをする姿、虫や植物と触れ合う時間。自然保育の現場では、そんな日常が当たり前のように広がっています。

しかし、自然保育で働く保育士の具体的な働き方については、あまり知られていないかもしれません。今回は、屋久島にあるあゆみの森こども園での保育士の1日をご紹介しながら、自然保育ならではの働き方とやりがいについてお伝えします。

自然保育の保育士|ある1日の流れ

朝の時間

子どもたちを迎える前に、まずはその日の天気や自然の様子をチェックします。屋久島では「1日に四季がある」と言われるほど天気が変わりやすいため、活動内容を柔軟に考えることが大切です。

先日は久しぶりに太陽が出て暖かい朝でした。園長ブログにもあるように、モッチョム岳がきれいに見える日は、子どもたちの活動も自然と活発になります。

屋久島の朝、モッチョム岳の風景

午前中の活動

自然保育では、子どもたちの興味や発見を大切にした活動が中心です。この日は、尾之間のヒマワリ畑へお出かけ。つき組とほし組の子どもたちが、顔よりも大きなヒマワリに大興奮でした。

保育士の役割は、子どもたちの発見に寄り添い、その興味を深めるサポートをすること。「このお花、いい匂いがする!」という声に「どんな匂い?」と返したり、「隠れんぼしよう!」という遊びを見守ったり。

自然保育の保育士は、教えるのではなく、一緒に発見する存在です。

予想外のハプニングも保育のうち

この日は、雨上がりで土がまだ水を含んでいました。お団子を作るには最高の土でしたが、子どもたちの靴の裏に土がべったり。取れなくなって大騒ぎになりました。

でも、これも大切な経験。園に帰ってから、みんなで協力して靴をきれいに掃除しました。困ったことを自分たちで解決する経験は、子どもたちの生きる力を育てます。

自然保育で働く保育士のやりがい

子どもの「本当の姿」に出会える

自然の中では、子どもたちは本来の姿を見せてくれます。室内では落ち着きがなかった子が、森の中では集中して虫を観察していたり。自然保育だからこそ見られる子どもの成長があります。

保育士自身も自然に癒される

屋久島の自然は、保育士自身の心も癒してくれます。仕事で疲れた日も、森の空気を吸い、川のせせらぎを聞くことでリフレッシュできます。

マニュアルにとらわれない保育

自然保育では、その日の天気や子どもたちの様子に合わせて活動を決めます。決められたカリキュラムをこなすのではなく、目の前の子どもたちに合わせた保育ができるのが魅力です。


あゆみの森こども園の働く環境

定員約40名の小規模園だからこそ、一人ひとりの子どもとじっくり向き合えます。超過勤務は月10時間未満で、プライベートの時間も大切にできる環境です。

移住を希望する方には、職員寮(家電付き)を完備。就職準備金貸付制度(40万円以内、2年勤務で全額免除)もあります。

自然保育に興味のある方へ

「自然保育をやってみたい」「子どもたちとじっくり向き合う保育がしたい」そんな想いをお持ちの方、ぜひあゆみの森こども園の門を叩いてみてください。

見学・面接の交通費は全額支給。まずは屋久島の空気を感じに来てください。

ご質問はLINE公式アカウントからお気軽にどうぞ。日々の保育の様子はInstagramでも発信しています。

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